投稿日:2007-06-16 Sat

今でこそ口が肥え、エラそうな店で蕎麦を食べるようになったが、
20代まではそば=立ち食いしかイメージがなかった。
しかも立ち食い=駅そばである。
初めて駅そばに出会ったのは、確か山陽電鉄の垂水駅高架下の「山陽そば」。
小学生の2年だった頃、オープンした店に友人2人と行って、
たった80円のかけそばを、丼ふたつに分けてもらって食べたっけ。
まさに一杯のかけそばだった。
やがて旅に出るようになり、全国の駅そばを食べ続けるようになるが、
長い駅そば歴で、最も私の心をつかんだのがJR姫路駅の駅そばだ。
ここのそば、かなり変なのである。
出汁はきっちり和風なのに、麺が中華そばっぽい黄色い麺なのだ。
市場の製麺屋で、うどん、日本そばと並んで売っている、あの黄色いヤツだ。
経営するまねき食堂の説明によると、一番最初はうどんを販売していたそうだ。
戦後間もない頃である。
ところがうどんは腐りやすい。
そこで酸化を防止するため、かん水を使った。
・・・黄色い中華麺になった。
、、、ということらしい。
で、その味なのだが、これはもう出汁の勝利というしかない。
ちょうどうどんと関東系そば出汁の中間点ぐらいの塩梅だろうか。
うどんじゃ濃すぎて、日本そばじゃ物足りない。
まさに中華麺ドンピシャに配合されている。
龍野あたりの薄口醤油が持つしょっぱさが、中華麺に合うのかな。
なお天ぷらときつねがあるが、元々は天ぷらしかなかった。
チープな天ぷらが、出汁にとろけて、またコクが一段と増す。
初めてなら、天ぷらをチョイスしてほしい。

あっ、駅そばといえば女性ひとりじゃ食べにくいものだが、
ここはOLも主婦も普通に食べているから大丈夫。
先日、おかわりしているOLもいた・・・。
ちなみに余談だが、神戸市内の高校の学食では、和風出汁+中華麺=そばだった。
別にまねき食堂が経営していたわけじゃないのに・・・。
このあたりのいきさつは今後の研究課題になるかも(笑)。
まねき食品 駅そば
営業時間/朝〜晩(すみません。よくわかりません)
店休日/多分なし
メニュー/駅そば天ぷら330円、駅そばきつね330円(和そば、うどんもあるけど誰も食べません)
メモ/なんと14:00〜17:00は駅そば250円になるサービスタイム!
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