投稿日:2007-09-18 Tue

讃岐うどんには、グミタイプの中村系、
コシの強い宮武系など、いろんなタイプに分類される。
今、最も人気なのは、
るみちゃんの池上に代表される婆ちゃん系(笑)だろう。
今や全国区となったるみちゃんのうどん以外にも、
婆ちゃんの人生そのものが味わえる、
ステキなうどんがいっぱいある。
そのひとつが坂出の「堂尾」だ。
なんてえらそうに言いながら、
「堂尾」はこれまでに1度しか行っていない。
すぐ近くに大好きなうどん屋「兵郷」があり、
そこで2玉食べるから、回れなくなってしまうからだ。
るみちゃんの姿をTVで見かけ、
ふと「堂尾」の婆ちゃんが気になった。
うどん巡りのバイブル本「全店制覇攻略本」の、
最新巻をめくってみるとデータが落ちていた。
嫌な予感がする。
思い立って翌日の始発を乗り継いで、
真っ先に「堂尾」へ向かった。
小さな箱に、素朴な暖簾。
覗いてみると小さなお婆ちゃん。
良かった!
腰が曲がって、ますます小さくなった気がするけど、
元気にうどんを打ってるではないか!!
5年前初めてきた時には確か75歳ぐらい。
もう80前後だろうに、しっかり現役で、
たったひとりでこの店をきりもみする。
「一杯くださいな」
「はいはい」

つやつやのうどんを丼に入れ、
冷蔵庫から冷たいダシをかけてくれる。
それからネギのパック、生姜とおろし板が、
年季の入ったカウンターに並んだ。
「暑いねえ〜。お茶ここにおいとくからね」
一口目にコシがあって、
やがてじんわり粘りが旨みと一緒に広がって行く。
120円のうどんに、
お婆ちゃんの美しい生き様が凝縮されている。
そんな味わい深い麺なのだ。
お婆ちゃんのように美しく歳を重ねたいとつくづく思う。
「ごちそうさま」と言いながら、
使った薬味を冷蔵庫に仕舞おうとすると、
「それはおばちゃんの仕事だから」とニッコリ。
「涼しくなったら、またいらっしゃい」
・・・これからは兵郷は1玉で我慢しよう。
堂尾
住所/香川県坂出市白金町3−11−32
電話/0877−46−5710
営業時間/10:00〜昼過ぎぐらい?
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