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Author:しゃれこーべver.3
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最後に料理は好きか嫌いか。その人によって、美味い不味いは違います。異論は認めまくりますので、苛めず大人の対応でスルーしたってね

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花菱(和歌山県伊都郡高野町)
花菱


取材で延暦寺に行き、急に高野山にも行きたくなった。
高野山は何度も行っているが、いずれも龍神や十津川など、
温泉行脚のついでに立ち寄った程度で、じっくり回っていなかった。
仮にも世界遺産なのだから、それではいかんだろうと向かったのだ。
行ったからには旅行気分が出るような食事がしたい。
みやげ物兼業の食堂めしなんて真っ平ゴメン。
そうだ、寺といえば精進料理と思いつき、
さっそく観光協会に駆け込んだが、
予約なしで一人はどの寺も受けてくれないだろうと言う。
そのかわりと紹介されたのが、バス道沿いにある「花菱」という料理屋だった。
なんでも高野山の精進料理を仕出しているとか。
なら気分こそ違うが、同じ精進料理。
文句はあるまいと、立派な店内に入りました。

メニューを見ると精進料理の一番安価なのは三鈷膳。
煮合せ、ごま豆腐、中付、田楽、御飯、味噌汁、食前酒がついて2100円です。
7000円以上のものもありますが、お精進に贅沢はいけません。
こちらをオーダーさせていただきました。
待つこと50分。
さすがはお精進です。
おそらく畑の収穫から、料理を始められたのでしょう。
遅いなどと怒り出しては、無知を晒すこととなります。

花菱ごはん


後から入ってきた人たちも一通り食事が終わった頃、
ようやく我が膳が運ばれてきました。
きっと他の人たちは、精進料理をオーダーしなかったから、
早く食べ終わることができたのでしょう。
ここまできて精進をいただかないなんて残念なことです。
が、膳をぱっと見たら、なんだか寂しい会席料理に思えました。
そう、器が良すぎるんですね。
ココはやっぱり質素な赤塗りの漆茶器を使って欲しかった。
ひとくち、ふたくちと箸を移動させます。
はっきり言えるのは、よそ様の精進と比べ、味が濃いということでした。
もう少し、じっくり素材の味を堪能したかったところでしょうか。
せっかく畑から料理を始めておられるのですから(推測)。
そういいつつも茄子の田楽と胡麻豆腐はおいしゅうございました。

花菱
住所/和歌山県伊都郡高野町高野山769
電話/0736−56−2236
営業時間/11:00〜19:00
店休日/月2回不定休

テーマ:これは……ちょっと - ジャンル:グルメ

精進料理 | 22:18:55 | Trackback(0) | Comments(8)
コメント
>予約なしで一人はどの寺も受けてくれないだろうと言う。
観光協会とお寺さんは、別物でしょうから、言っちゃなんですが、
真言宗の総本山、ともあろう場所で、この発言は、頂けません。

ただ私の経験値から言うと、高野山のお寺さんは、一人でも予約無しでも
受け付けて下さるはずです。
ただ、やはり、時期は選ばなくてはなりません。
お彼岸や、高野山の行事の時には、塔頭寺院さんに、全国から信者さんが
押し寄せるので、予約も難しいことはあり得ます。

やはりお精進は、お寺で頂いてこそ。
九度山から登山し、古刹で頂戴すると、滋味も一際でございます(笑)
これに懲りず、また是非、チャレンジして下さいませ。
2007-08-02 木 15:27:41 | URL | おじゃま猫 [編集]
おじゃま猫さん

う〜ん、なるほど。
それにしても高野山といい、
比叡山といい、
一流ホテルを凌ぐ宿坊があったりと、
どうも私には生臭く感じてしまいます。
華美な皿に盛られた精進から、
何を学べばいいのでしょう?
交通費がかかっても、
岡山や鳥取の素朴な山寺へ、
向かうのがいいのかも知れません・・・。
2007-08-02 木 18:56:06 | URL | しゃれこーべ [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007-08-02 木 21:39:06 | | [編集]
精進料理が素朴であるべしとは、けっして言われてはいません。
「馳走」と言う言葉が、走り回り価う限りの物を、供するという意味であるように、
精進であっても、寺がもてなす際には、素朴であれかしとは定義されていないのです。
ただ、様々な食材が増えていくなかで、結果、質素になったとはいえるでしょう。
お正月のお節料理と同じことですね。

ただ、質素であるべきは、僧侶の日常において、です。
信者でもなく、修行でもない私は、あくまで客ですから、そういう意味においては、
リゾート宿坊も、あながち、ハズレでもないのかもしれません。
モチロン、対価は要求されているのですから。
もっとも、行きたいとは、私としては、あまり思いませんが。

食器については、おそらく、応量器、頭鉢のことを、おっしゃってるのかと思われますが、
あくまで、僧侶の日常用(修行)の食器です。
もちろん使用するにあたっては、様々な宗教的意味と作法があります。食器として要求するのは、信者でもないのに、教会のまねごと結婚式と、あまり違いはないように、私には思われます。

高野山にも、比叡山にも、永平寺にも、仕出とは違うお精進を、供してくださるお寺はあります。
ただ、頂く側は、それなりの心構えで、応じなくては、頂く意味はないのでしょう。
食堂で、金払って、飯を食う。感覚では、もったいないことでしょうから。

様々なカラーの塔頭を持つことで、方々に対応していると言うのも、日本的発想かもしれませんね。

2007-08-03 金 00:12:44 | URL | くり乃々 [編集]
iコメント読ませていただきました。

いろいろご教示いただきありがとうございました。
本当は比叡山の記事もそうなんですが、
宗教法人への批判へと展開したかったです。
儲けてもらって結構。
ただ危機的な財源にある今日、
宗教は祈りだけではなく、
もっと現実的な救いの手を、
差し伸べる方法があるのではないかと。
このブログではそぐわない話なので、
落としどころを設けず、
中途半端になっちゃいましたね。
確かにこれでは受ける側の理論だけで終わっています。
日々、勉強。
いろいろありがとうございました。
2007-08-03 金 03:07:53 | URL | しゃれこーべ [編集]
お精進はむずかしゅうございますね。

くり乃々さんより、東京は青山で6日間限定という 「高野山精進ランチ」(1,155円)の味見指令を承っておるのですが、50分待たされたら発狂して早食いしてしまうかもしれません。

1分台で完食する自信があります。笑
2007-08-13 月 17:38:29 | URL | スッポン丸 [編集]
スッポン丸さん

それお値打ちですねえ。
でも青山で場所代取られずに50分も休めるなんていいじゃないですか。
ルノワールとかコーヒー高いし、出来るまで寝て待ちましょう♪
2007-08-13 月 18:10:23 | URL | しゃれこーべ [編集]
大丈夫よぉ
50分、待たされたって、大丈夫ですよ。
写経に瞑想、法話まであるんですよ。しかも無料で!
本山よっか、サービスいいやん(`・´)

修行の後は、歯と顎をなぜ、人間が持って生まれたかが、
自ずと導き出されるでしょう。
玄米ご飯だそうだから、よく、噛んで下さいね(笑)

1000円ちょっとなら、花菱のメニューよりいいかも.....。
2007-08-16 木 15:43:22 | URL | くり乃々 [編集]
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