投稿日:2007-10-17 Wed

路地裏のうどん屋。
讃岐うどんで、ハズせないポイントだ。
見つけにくい店ほど、
美味しいという方程式が、
成り立っているといっても、過言ではあるまい。
坂出にある「兵郷」もそんな店のひとつだった。
ところが、この店を隠していた建物がなくなり、
駐車場になったことから、表通りからも、
はっきり存在が分かるようになってしまい、
怪しさは激減した。
開店直後、オール地元の人のようだ。
こういう時の余所者は、肩身が狭い。
ココは食べたい玉数が丼によって決められる。
常連ぽく1玉用の丼を持って、「冷たいのください」。
おばちゃんが苦笑い。
ナント、大量注文が入って、茹で上がり待ちだった。
そういえば誰も食べていない。
製麺所だから、持ち帰り客が優先されるのだ。
大量買いのおじちゃんが、
待ってる人に「すいません」と一言残し、
麺の入った袋を抱え、小走りに立ち去った。
おじちゃんが悪いわけじゃないけど、
気持ちはとっても分かる。
だけど讃岐に限っては、待たされるほうがラッキー。
これで100%茹で立ての、ベストで食べられるのだ。

順番が来て、1玉120円を支払い、
ネギと生姜を放り込む。
隣に別室があり、そこでいつも食べるのだが、
今日は人も多いので、余所者らしくテラスで食べる。
冷たいさっぱり系のイリコ出汁が、
ほどよいコシの細めの麺と、
最高のハーモニーを奏でてくれる。
私にとってベストバランスのうどん。
ここだけしか行かないなら、何杯でも食べられそう。
朝の美味しい空気も相まって、
なんとも贅沢な朝食となった。
突出した個性がない上、
怪しさも薄れ(十分怪しいが・・・笑)、
観光客はあまり立ち入らない。
日常の讃岐うどんを観察するのに最高の店だと思う。
兵郷
住所/坂出市寿町3−2−9
電話/0877−46−2869
営業時間/9:00〜13:00
店休日/毎日曜日および祝日
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