投稿日:2007-10-14 Sun

サラリーマンの昼食激戦区に何年か前、
餃子屋「ふくろ」という店ができた。
ぱっと見たところ、
餃子屋というより飲み屋のイメージが強く、
いつも通り過ぎていたが、
昼時に餃子定食があることに気付いた。
580円と値段も手頃だったので、
ふらりと立ち寄ってみた。
店内は酒のビンが目立ち、やはり夜が主力のよう。
失敗だったかなあと思い始めた頃、
テーブルに料理が並んだ。
ご飯、サラダ、卵スープ、野菜煮、豆腐、みかん、香の物、
そして大振りな餃子が二人前。
壮観な眺めだけで、元をとった気になる。

餃子はもちろん手づくりのよう。
香ばしく焼けたもっちり皮の中には、
キャベツと豚ミンチ主体の餡がびっしり。
この皮も既製品じゃないと思う。
野菜の甘味をうんと引き出したタイプだ。
私は肉汁系の本場仕様がどちらかと言えば好きだが、
くどい甘さではなく、ご飯にもきっちり合う。
それにしても豪勢だ。
野菜もたっぷり摂れて、この値段。
いい店をみつけた。
ふくろ
住所/神戸市中央区元町通3−11−15
電話/078−331−2928
営業時間/11:00〜22:00
投稿日:2007-10-14 Sun

香川を代表する都市、高松も、
西へ走り郷東川あたりまで来ると、
のんびりした空気が感じられるようになる。
浜街道からこの川を少し上れば、
昭和の匂いが立ち込める「増井米穀店」が。
看板下の入口横に、もうひとつ引き戸がある。
縄暖簾がかかっていて、これがうどんコーナーだ。
中に入ればコンクリートの床に、板張りの壁。
外見以上にレトロな雰囲気が漂っていた。
「かけ小」(150円)を注文し、
入口近くの丸椅子に腰を掛ける。
川面を渡って来る風がふたつ。
ひとつは閉まっている方の引き戸をカタカタ鳴らす。
もうひとつは私の背中を優しく撫でていった。
道を挟んだ土手には、露天で商うお婆さん。
時間がどんどん遡っていく。

人の良さそうなご夫婦がつくるうどん。
温かい丼に入れられ、手渡された。
サービスのネギと天かすを入れていたら、
嫌でも目に付くサイドメニュー。
ついつい90円の天ぷらに手を出した。
しっかりとしたエッジのある、色合いのいいうどん。
薄味のダシはイリコ系だが、ドンピシャの好み。
軽めに仕上げたダシのおかげで、天かすも天ぷらもピッタリだ。
いくら食べても飽きない味だろう。
背中を撫でてくれていた風が、断続的になってきた。
風が止んだのではない。
風を遮る車が道路に増えてきたようだ。
ちょっとの間の時間旅行が終わろうとしている。

増井米穀店
住所/高松市郷東町45
電話/087−881−2213
営業時間/10:00〜13:00前後
店休日/毎日曜日および祝日
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