投稿日:2007-08-10 Fri

山あり海あり。
須磨浦は子供の頃の格好の遊び場だった。
国道を挟んで、山側に須磨浦公園、
海側には沖合いに足場を伸ばした海釣り公園。
そんなレジャーな場所に、
一角だけ昔ながらの静かな環境が守られている所がある。
源平合戦、一の谷の戦いで、
16歳の若さで熊谷次郎直実に討ち取られた、
平敦盛の供養塔“敦盛塚”だ。
この西隣に「敦盛そば」はあった。
素朴な、御茶屋風建物というよりはバラックのような店で、
お婆ちゃんが出してくれた蕎麦は、
祖谷そばを思わせるような不揃いの田舎蕎麦。
まっ黒な蕎麦は、子供がイメージする蕎麦そのもので、
いつも美味しく食べていた。
江戸時代から西国街道の茶屋として歴史を重ねてきた店も、
震災以降、営業している様子を見ることなく、
あの黒い蕎麦も追憶のかなたに遠のいてしまった。

ところが最近、営業を再開したという話を聞いた。
検索してみると平成17年に新装オープンしたとのこと。
さっそく感動の再開を果たしに行ってみた。
変わらぬ敦盛塚のそばに、見慣れぬ和風建築が。
何と立派な蕎麦屋に大変身だ。
ここで、あの田舎蕎麦が本当に出てくるのだろうか。
一般店と変わらぬ豊富なメニューを眺め、
「敦盛そば(かけ)」(500円)をオーダーする。
これがオリジナルのハズだ。
出てきた蕎麦にビックリ。
麺が白っぽいというより、緑がかっている。
細くて美しい蕎麦だ。
ワカメでも練りこんでいるのかと聞けば、
挽き立てだからとの返答。
二八ぐらいで打っているらしい。
どうやら本格的な蕎麦屋として再スタートを切ったようだ。
これなら敦盛ではなく、盛り蕎麦にすれば良かったかな。
でも、あの田舎蕎麦がもう食べられないのは、かなり寂しい。
これは復活・・・というのではない。
このロケーションにはあの田舎蕎麦でなければダメだ。
きっと江戸時代からずーっと変わることなく・・・。
敦盛そば
住所/神戸市須磨区一の谷町5−4−18
電話/078−733−1871
営業時間/11:00〜16:00
店休日/毎火曜日
投稿日:2007-08-10 Fri

福井のご当地グルメといえば、越前そば。
もうひとつはソースカツ丼だろう。
その元祖として名高いのが「ヨーロッパ軒」。
老舗の洋食屋だが、当然、値段はそこそこする。
で、物は試しと入ってみたのが、
福井駅前にある「小川屋」というカウンターだけの専門店。
なんせ「並」がたった380円なのだ。
「ヨーロッパ軒」なら単品で840円する。
両者ともスタイルは同じ。
ご飯にきめ細かいパン粉で揚げたトンカツをのせ、
ソースがかけられただけのシンプルなもの。
薄目のカツは、安いからケチられているのではない。
「ヨーロッパ軒」も薄いカツが使われていた。

さて、値段の差がどれだけのものか?
ソースはこちらの方がちょっと辛め。
要するに複雑な味がしない(笑)。
ところが肉質は柔らかく、
この値段でコレが出せるのかとビックリした。
美味い、不味いで比較するのではなく、
対費用満足度では、コチラに軍配を上げていいと思う。
シンプルさからして、洋食と呼ぶにはアレだし、
福井には悪いけど、やっぱりB級グルメだと思う。
380円で食べられる感覚の方がピッタリくるなあ。
これからはコッチでいいや(笑)
ちなみに地元では、比較にならないほど、
「ヨーロッパ軒」の方が美味しいとされています。
ゴメン・・・そんなに大差がないように思いました。
というか、味の振れ幅において、
ドミグラスのような技術介入度が高いソースを使うわけじゃないし、
大差が出しにくい料理のように思います。
「ヨーロッパ軒」は郷土の自尊心の象徴!?
味オンチがこんなブログやってたらダメですね(爆)
ごめんなさい!
小川屋
住所/福井県福井市の駅前
電話/分かりません
今どきネットで情報が得られないチェーン店があるなんて・・・。
おそるべし福井県。
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