投稿日:2008-07-04 Fri

事務所のお姉さん御用達の店「グリルうえの」。
難波という繁華街にひっそり埋もれるような下町レストランは、
一見客を寄せ付けないディープなオーラを放っている。
さすがにお姉さんも店内では食べず、いつもテイクアウト。
誰をも圧倒するボリュームなので、
事務所の誰かが、お姉さんのお裾分けに有りつける。
そんなわけで行かずして、その味には慣れ親しんでいるのだ。
では、なぜ私が店に出向かないのか。
答えは簡単。
ずーっと混みっ放しだからだ。
ところが先日、たまたま開店直後に前を通ることになり、
二人目の客として入店することができた。
一番人気はオムライス、次点がハンバーグだが、
店で食べるのは初めてだから、
「Aランチ」(870円)をいただこう。
トンテキとエビフライの盛り合わせに、ご飯がセットされる。

ここのドミグラスソースはとても個性的。
ビミョーな色合いに酸味と塩味、そしてわずかな甘みが交差する。
見ても読んでも美味そうに感じないだろうけど、
なんだかスッポリとハマる味なのだ。
この値段にして、このボリューム。
それでもエビは旨いし、肉もジューシーで柔らかい。
ポテトサラダもスパゲティも、こんなには要らないぐらい、
どっさり盛られている。
単品も格安で、ほとんどが500円以下。
つまりご飯をセットしても、600〜700円台で食べられる。
オムライスなんて、てんこ盛りで480円。
まさにサラリーマンにとって都会のオアシスだ。
グリルうえの
住所/大阪市浪速区難波中1−9
営業時間/11:00〜15:00、18:00〜21:00
店休日/毎日曜日および祝日
投稿日:2008-06-28 Sat

三宮の南、磯上公園あたりは、お洒落な店や、
昔ながらの食堂、喫茶店などが混在し、
なかなか面白いエリア。
「キッチンハウス おあしす」も70年代の香りがする、
懐かしい感じの喫茶&定食の店だ。
スタイルはコーヒーハウスっぽいが、
カウンターには大衆食堂のように、
小鉢売りの惣菜が並んでいたりする。
食事のメニューも豊富で、トンカツ、ミンチカツ、
ハンバーグ、ポークチャップ、エビフライなど、
基本ラインは洋食メニュー。
だけど、ウドン、カツ丼、ラーメン、焼きそばも。
さらにカツめし、そばめし、中華焼きそばと、
もう何でもアリのワンダーランドだ。

メニューを眺めて、悩み始めるとキリがない。
というわけで、一番最初に目に入ってきた、
「丹波地鶏の塩焼き定食」(800円)に決める。
産地名まで入った地鶏は、こだわりらしく、
コリコリと歯ごたえバツグン。
旨みたっぷりの肉だからこそ、
シンプルな塩焼きで出せる。
正直、ココでこんなに美味しい鶏肉がいただけるとは。
今度も迷わないように、今からメニューを決めとこう。
えーっと、カツめしにするべきか、
それともポークチャップにするべきか・・・。
キッチンハウス おあしす
住所/神戸市中央区磯上通5−1−13
電話/078−251−6671
営業時間/7:30〜21:00
店休日/毎日曜日および祝日
投稿日:2008-06-19 Thu

もう板宿の洋食屋は行き尽くしたと思っていたが、
検索で「Pop Boy」なる店が引っかかった。
何度も前を通りながら、店名から洋食屋と判断できず、
メニューすら眺めることがなかった店だ。
しかも、かつて三宮地下街のさんちかにあった、
サラダと洋食の店「赤ひょうたん」の流れを汲むとか・・・。
迂闊だった。
とはいえ「赤ひょうたん」は行ったことがない。
若い男がサラダの店に入るなんて、
ありえないと思っていたからだ。
男ひとりで入るには気恥ずかしい店だった。
あっ、彼女がいなかったってバレますなあ(笑)。
で、やっぱり何となく気恥ずかしい店名を眺めながら、
中に入ってみると、落ち着いたアダルトな雰囲気。
そこにお婆ちゃんの一人客がいたりして、いい感じだ。
豊富なセットメニューから、オーソドックスなものをと、
「ハンバーグステーキセット」(970円)に決める。
サラダ、小鉢、ご飯、味噌汁、漬物に、
コーヒーまでついたお昼のお値打ちメニューだ。

さて、出てきたハンバーグに意表を突かれた。
ドミグラソースが乗ってくると勝手に思い込んでいたが、
なんとトマト系ソース&チーズではないか。
食べてみると、見た目以上のインパクトはなかったが、
普通に美味しいレベルだと思う。
他にも「レバーステーキ」なんて、惹かれるメニューがあり、
普通の洋食屋とはちょっと方向性が違うのかも知れない。
この辺りのセンスが、「赤ひょうたん」を継ぐものなのだろうか。
ただしサラダのドレッシングは、期待が大きかったからか、
飛び抜けて美味しいとは感じなかった。
それにしても板宿は、食の“るつぼ”だと、改めて思う。
Pop Boy
住所/神戸市長田区庄山町1−5−9
電話/078−611−7344
営業時間/12:00〜22:00
店休日/毎木曜日
投稿日:2008-06-12 Thu

友人夫妻と会食。
さて、店はどこにしようか。
私の引き出しの中には、
レストラン、リストランテ以上のクラスしかなく、
ビストロとか、ブラッセリーとかは知らない(笑)。
あんまり大仰で堅苦しいのもいかがなものかと、
手頃な料金で評判の「ブラッセリ ラルドワーズ」に決めた。
カジュアルだけど、センスよく店内がまとめられており、
居心地は悪くない。
ランチメニューが1000円台と、これまたカジュアルだが、
「シェフのおすすめコース」(3500円)をいただくことにした。


人参とキャベツのムース。
本日の小さな前菜三種盛り。
フォアグラ豆乳ロワイヤル マデラ酒のソース。
本日鮮魚を使ったお魚料理。
そしてデザートはフランボワーズのソルベ、
ウォッカのグラニテ、
ジャスミンティーのジュレ。
これにアツアツのパンと食後のコーヒーがつく。


結論からいうと美味しかった。
内容も料金以上の満足感を与えてくれるものだったし、
人気があるのも当然だろう。
さてフレンチの経験値が大してないのに、
エラそうに言うのもなんであるが、
この美味しいという表現は、日本人向け、
もしくは若者に向けてと言ったほうが、しっくりくるかも知れない。
全体的に“パンチ”の効いた味付けなのだ。


経験値の高い中華に例えて言えば、
広東料理の場合、店のランクが上がる都度に、
味付けがあっさりしていく。
これは料金に見合う、いい材料が使用できるため、
素材の味を重視した、繊細な味付けになるからだと思い込んでいる。
そういう意味では、こちらの店、
素材の旨みを引き出した・・・という感じではないように思った。
美味しいのに、難しいこと言ったらアカンねえ(笑)
BRASSERIE L’ARDOISE ブラッセリ ラルドワーズ
住所/神戸市中央区磯上通4−3−2 マンション磯上1F
電話/078−221−1171
営業時間/11:30〜15:00(LO14:30)
18:00〜22:00(LO21:30)
店休日/毎月曜日
投稿日:2008-05-24 Sat

オープンから2ヶ月。
そろそろ店の仕事も落ち着いた頃と思い、
新長田の洋食屋ニューフェイス「まつした」に行ってみた。
再開発ビルの一画、アスタくにづか4番館の1Fにあるが、
表通りではなく、真裏にあるから、客入りが心配だった。
ところがお昼前にして7割の席が埋まっており、いい感じだ。
ビフカツ紀行と思ったが、初めてなので、
「本日のサービスセット」(700円)をいただくことに。
豚ヘレ肉のピカタ、ハンバーグ、ポテトコロッケの盛り合わせと、
ご飯、味噌汁、ミニサラダがセットになっている。

出てきた料理を見ると、下町っぽくなく意外にも上品。
といえば聞こえはいいが、正直、ボリュームに乏しいなと感じる。
それぞれのパーツが小さいのだ。
それでも凡庸に感じたコロッケ以外は、
きっちりした仕事が感じられ、ソースも美味しかった。
特に肉の旨みを引き出したハンバーグは、
大きいサイズでいただきたいと思わせるデキ。
客層を眺めると、住環境もあるのだが、年輩客が多い。
確かにこの辺りがターゲットなら、適量だ。
ご飯のお代わりは自由だが、おかずがなくなっちまったぜ(笑)
まつした
住所/神戸市長田区久保町6−1−108 アスタくにづか4番館
電話/078−621−1113
営業時間/11:30〜14:00、17:00〜21:00
店休日/毎木曜日
テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
投稿日:2008-05-04 Sun

最近ちょっとマイブームな「マルヤ」巡り。
ホームズスタジアムの下車駅となる、
地下鉄御崎公園駅の近くにも「浜中店」がある。
スタジアムと反対の方向に位置する、
工場街の中にあるため、お客さんはほぼ常連ばかり。
入れ替わり立ち替わりで、常に満席の様子だ。
私も相席させてもらい「Aランチ」(750円)をオーダー。

どのマルヤにもランチはあるが、内容や値段はマチマチ。
ココはエビフライとハンバーグ、目玉焼き、ハムがメインだ。
それらに隠れて、キャベツとスパゲティが添えられている。
このラインナップでこの値段はやっぱりお得。
ハンバーグもこの料金帯だと、
つなぎに使ったオニオンなんかの味が、
どーんと前面に来るものだが、ココはきっちり肉の旨みを出している。
日常に洋食を躊躇なく食べられる幸せ。
これが神戸から離れられない大きな理由のひとつであることは、
間違いないような・・・(笑)。
最近、ビフカツ紀行をサボっているなあ。
浜中マルヤ
住所/神戸市兵庫区浜中町1−10−5
電話/078−651−5375
営業時間/11:00〜14:30、17:00〜21:30
店休日/毎火曜日
投稿日:2008-04-15 Tue

新長田は美味いものの宝庫。
回っても回ってもキリがないほど美味い店が出てくる。
強いのはやっぱりお好み焼き屋。
続いて焼肉、中華だろうか。
最近は洋食も元気。
まだ足を運んでないが、つい先日、新たに一軒オープンした。
新長田駅近くにある洋食屋「キッチンエイト」も、
常連でいつもいっぱいの人気店だ。
ウインドウに沿ってカウンター席が設けられており、
一人客は外の風景を楽しみながら食べられる。
逆に外からは、食べているところを見られるわけだが(笑)。

そんな席に着いてしまったら、気分も自然と盛り上がる。
お得な日替わりをパスし、
「キッチンランチ」(800円)を注文した。
切干大根の小鉢が出てきてしばらくすると、
ハンバーグ、エビフライ、白身魚のフライを盛り合わせた皿が。
洋食らしいアイテムが並び、思わず微笑んでしまう。
エビフライと白身魚のフライは、あっさりしたタルタルでいただく。
どちらもプリプリして美味しい。
肉の旨みがぎっしり詰まったハンバーグ。
デミグラスソースはほんのり甘いが、くどさはなく、いい感じ。
味噌汁もしっかり出汁が取られていて、本当に美味しかった。
漬物取り放題の入れ物があったが、ボリュームは十分。
メインのおかずだけで、漬物に手伝ってもらうことなく、
ご飯はあっという間になくなった。
新長田は候補が多すぎて、ローテーション組めません・・・。
キッチンエイト
住所/神戸市長田区日吉町2−1−2
営業時間/11:00〜14:00、17:00〜21:00
店休日/毎日曜日および祝日
投稿日:2008-03-28 Fri

さて、いつものように最終校正を終えたら、
すっかり夜になっていた。
今晩の飯屋をどこにするか・・・。
前回は「マルヤ本店」に行ったから、ちょっと歩くが、
同じ系列の「塚本マルヤ」に向かった。
夜8時だが、結構な客入り。
でも一人客は私だけのようだ。
寂しくカウンターの片隅に着席。
マルヤ系といえば洋食&中華スタイルが基本だが、
メニューを見ると、麺類は見当たらず、洋食をメインにやっている感じ。
夜でも注文OKの「ランチ」(700円)に決めた。
エビ・ハム・トンカツ・目玉焼きのセットだ。

同じマルヤでも、ドミグラスソースは一目見て違う。
いかにもビターな黒さが何気にカッコいい。
ところが口に入れると、独特の甘みも感じる。
ハーフトンカツはどちらかと言えばハードだが、
その食感が実にこのソースとマッチする。
安くて美味しいものを食べさせようと言う、
心意気がビンビン感じられるのだ。
これぞ、プロの技。
食材に頼り切った店が多い中、
こういう職人気質の店はウレシイなあ。
本店も好きだけど、コッチのマルヤもたまに足を運ぶことになりそう。
塚本マルヤ
住所/神戸市兵庫区塚本通3−1−7
電話/078−575−3890
営業時間/11:00〜14:30 17:00〜21:00
店休日/毎火曜日
投稿日:2008-03-23 Sun

梅田のDDハウスといえば一部のオカルトファンに、
大人気の心霊ス・・・おっと、これ以上は営業妨害の恐れが・・・。
というわけで、私はチト苦手な場所なのだが、
どういうわけか、好きな店がココに入る。
何年も通ったイタリアンの店がなくなり、
遂にDDハウスとお別れのときが来たと思ったのだが、
入れ替わりの同時期にオープンしたビアレストラン、
「ザ・ビア・カンパニー」がなかなか使いやすく、
結局、背筋を震わ・・・伸ばしてビールを飲んでいる(笑)

名物の「生ハムのふっくらピザ」(1180円)が傑作。
見た目はとてつもなく大きいのだが、
中は空洞でふっくらと言うよりも、膨れているという表現が正しい。
生地はバリバリだから、ふっくらは違うと思う(笑)。
とにかく、その風船みたいなピザを、
砕いてバリバリになった生地と生ハムを一緒に食べるのだ。
で、美味しいのかと聞かれたら、そうでもないのだけど、
とにかくココに来たら、これを食べないと落ち着かない。
そういうメニューってありませんか?
ザ・ビア・カンパニー
住所/大阪市北区芝田1−8−1 DD HOUSE1F
電話/06−6375−2461
営業時間/平日17:00〜23:00(金は〜深夜0:00)
土日祝11:50〜23:30(土は〜深夜0:00)
月〜金のみランチ11:50〜14:00
テーマ:こんな店に行ってきました - ジャンル:グルメ
投稿日:2008-03-12 Wed

大阪ディープゾーンのゲートにあたる「動物園前一番街」。
飛田新地の歓楽的なイメージを一掃しようと、
飛田本通商店街から改名したものの、空気は未だに変わらず。
レトロマニアな私にとっては、いつまでも残って欲しい風景だ。
そんな商店街にあって、一番有名な店が「南自由軒」という洋食屋。
オムライスが名物で、マスコミの露出度も高い。
といってもピッカピカのレストランではない。
カウンターオンリーで、昭和そのもののレトロな大衆洋食屋だ。
メニューを眺めると「ビフカツ」は750円。
ライスと一緒に頼むと950円になる。
「ランチ」は1000円でビフテキ、ハンバーグ、ハムがメインだ。
生野菜とポテトサラダもたっぷりなので、迷わずコレにする。
主人は不在で、厨房にはそのお母さんらしき年輩の方。
3つの年代モノのコンロといくつものフライパンを巧みに操り、
手際よく次々と料理を仕上げていく。
ライスはなんと釜で炊かれていた。

ビフカツは小さかったが、サクっとした衣の歯ざわりの後、
じんわり口の中でドミグラスソースが衣を溶かしていく。
なんだか懐かしさいっぱいの味だ。
ハンバーグのドミグラスもハンバーグ用に酸味を効かせている。
きちんと手をかけた料理だ。
牛肉100%だろうか。
肉の旨みがダイレクトに伝わってくる、好きなタイプのハンバーグである。
これならどちらも単品で、たっぷりいただきたい。
見事に“味見”をさせられたなあ(笑)
南自由軒
住所/大阪市西成区太子1−11−5
電話/06−6641−0404
営業時間/11:40〜19:00
店休日/毎火曜日
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