投稿日:2008-03-22 Sat

喫茶店文化が成熟した京都にあっても、
超有名観光地の嵐山あたりで、
落ち着いた店を探すのは大変だ。
そんな中でも嵐電嵐山駅すぐ南の路地にある喫茶店、
「ライブラー」は、70年代っぽい喫茶店で妙に落ち着く。
桜のアイスクリームなど、観光客向けメニューもあるが、
ココは「柚子ティー」(550円)で決まりだろう。

柚子+蜂蜜ベースのドリンクだが、
嫌な甘みが全くなく、柚子の酸味と苦味を引き立てた、
なかなか美味しい柚子茶なのだ。
珈琲一杯500円、600円と当たり前に取る店が多い中、
これだけ柚子を使って、この値段ならば納得。
人酔い必至の嵐山にあって、オアシス的な存在だと思う。
・・・おばちゃんの団体が入ってこなければの話だが(笑)。
ライブラー
住所/京都市右京区嵯峨天竜寺造路町20−23
電話/075−872−8036
営業時間/8:00〜22:00
店休日/年中無休
投稿日:2008-01-25 Fri

大阪名物「ミックスジュース」をご存知だろうか?
主に缶詰のミカンやモモ、パイナップルに、
リンゴ、バナナ、牛乳などをミキサーにかけて作るドリンクだ。
大阪ではポピュラーな飲み物で、
喫茶店には必ずと言っていいほど、メニューにある。
そんなご当地ドリンクの代表格として知られるのが、
大阪・新世界のジャンジャン横丁にある、
「千成屋珈琲店」の「ミックスジュース」(380円)。

珈琲店だから当然、
オリジナルのカップに淹れられた珈琲も美味しいのだが、
昭和23年創業とともに生まれた「ミックスジュース」は、
度々、マスコミやガイドブックに取り上げられ、
今では押しも押されぬ看板メニュー。
レトロな雰囲気で居心地満点の小さな店に、
観光客が押し寄せるようになり、ちょっぴり常連さんが気の毒な状況にある。
さて、ここのミックスジュースは、
ミカン、バナナ、モモ、リンゴの4種類でつくられる。
見た目が濃厚で、こってりそうだが、
子供には物足りないぐらい甘み控えめで、さっぱりした味わい。
このテイストが大の大人を虜にしているのだ。
また材料の配分もデキを左右する重要ポイント。
黄金比率が守られてこそ、味の均等化を図り、
最後まで水っぽくならず、美味しくいただけるのだと言う。
なかなか奥が深い。
千成屋珈琲店
住所/大阪市浪速区恵美須3−4−15
電話/06−6643−6523
営業時間/9:00〜17:00
店休日/毎火曜日と水曜日
投稿日:2008-01-05 Sat

初詣の頃、京都は盆地の冬らしく、厳しい底冷えで迎えてくれる。
こんなときに恋しくなるのが、甘酒だ。
平安神宮への初詣の途中、
大鳥居から始まる屋台の列に、甘酒の茶屋があった。
値段が掲示されていないから、不安だったが、
寒さに堪え切れず、一杯いただくことにした。
400円・・・祭り価格だし値段はまあ、こんなものか。
それにしても甘酒特有のねっとり感が乏しく、ずいぶん薄く感じた。
一息ついで、いよいよ平安神宮の境内に入る。
さすがに正月も3日目になると人出もかなり減っている。
さあお参りと意気込んで、ふと左手を見ると、赤い建物に「甘酒」の文字。
神饌料300円とは、ありがたい上にこちらのほうが安いではないか!
しばらく考えた後に、こちらでもいただくことにした。
甘酒のはしご酒である。
2杯で700円・・・よく考えたら、かなり馬鹿馬鹿しい。
とは言えども、趣ある額殿でいただく甘酒は、一味違う。
かなり甘さが際立っているが、濃厚で香り高い。
席料込みで700円と自分で納得することにした。

平安神宮
住所/京都市左京区岡崎西天王町
電話/ 075−761−0221
参拝時間/6:00〜18:00(季節によって閉門時間が変わる)
甘酒拝戴は1月1日〜5日のみ
投稿日:2008-01-03 Thu

六波羅蜜寺は、天暦5年(951)、
空也上人により開創された西国第17番の札所。
その頃、京都に流行した悪疫を退散させるため、
上人自ら十一面観音像を刻み、御仏を車に安置して市中を曵き廻した。
その一方、青竹を八葉の蓮片の如く割り茶を立て、
中へ小梅干と結昆布を入れ、仏前に献じた茶を病者に授与。
さらに歓喜踊躍しつつ念仏を唱えて、
終には都に蔓延っていた病魔を鎮められたと伝えられている。
この御茶が「皇服茶」として伝承されおり、
正月三が日に授与されていると聞き、立ち寄ってみた。
御茶以外にも、ご利益ある初穂が授与されるとあって、
境内は初詣客であふれんばかり。
「皇服茶」はと探してみると、境内の最奥が茶席となっていた。
授与料は300円なり。
上人が授けた御茶と同じく小梅干と結昆布が入っている。
さっぱりとした梅こぶ茶といった感じである。
ありがたいことにお守り付き。
歴史を振り返りつつ、じっくりと味わった。
実にすがすがしい正月である。

六波羅密寺
住所/京都市東山区五条通大和大路上ル東
電話/075−561−6980
拝観時間/8:00〜17:00
皇服茶は正月三が日のみ
テーマ:紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー - ジャンル:グルメ
投稿日:2007-12-06 Thu

喫茶店王国、愛知の雄といえば「コメダ珈琲店」だろう。
もともと東海地区を中心に、チェーン展開してきたが、
最近はFCで東京や関西にも進出を果たしている。
滋賀の水口を走っていると、
思いがけず、黒字にオレンジ文字でコメダと描かれた看板を発見。
仕事で馴染み深かった、名古屋でよく目にしてきた看板だ。
懐かしさも手伝って、無意識に駐車場へ入ってしまった。
ログハウス調の仕様も、広々とした店内も、
雑誌が多く置いてあるのも、今まで入ってきた店と同じ。
ブレンドコーヒー(380円)で、思いっ切り長居できるのだ。

この値段でも、さすがに珈琲店とあって、コクも香りも優秀。
安くて美味しい珈琲だけで、大満足なのだが、
もっとウレシイのが、名古屋式サービス。
名古屋の喫茶店といえば、破格のモーニングサービスが有名だが、
それ以外の時間帯でも、お茶菓子のおまけを付けるところが多い。
チェーン店ではあるが、ここでもきっちり、
袋に入っている豆菓子が小皿で付いてきた。
昔、子供の頃、親に連れられて入った喫茶店に、
10円入れると紙皿に豆菓子が出てくる小さな自販機が、
各テーブルに設置されていて、よくねだっていたが、
それと全く同じ、懐かしい味なのだ。
神戸にも出店して来ないだろうか・・・。
コメダ珈琲店 水口FC店
住所/滋賀県甲賀市水口町南林口40
電話/0748−63−2328
営業時間/7:00〜23:00(LO22:30)
店休日/年中無休
テーマ:紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー - ジャンル:グルメ
投稿日:2007-12-02 Sun

阪神淡路大震災以来、再開発が進み、
昔ながらの市場がどんどん姿を消そうとしている。
そんな中、変わらぬ活気に包まれているのが、
大安亭市場と、ココ、東山商店街だろうか。
湊川の台所として親しまれた商店街は、
神戸でも1、2を争う物価の安さがウリで、
電車やバスを乗り継いでくる遠方客も多い。
人を掻き分けながらのハードな買物。
溜まった疲れを吹き飛ばしてくれる、
オアシス的存在が「鼻知場商店」だ。
変わった店名だが、ここは冷やし飴の立ち飲みスタンド。
たった50円で喉が潤わせるとあって、
買物コースへ恒久的に組み込んでいる人が少なくない。

今回は冷やし飴でなく、もうひとつの主力商品、
レモンをいただいて、飲んでみた。
グラスに注がれて、こちらも一杯50円。
飲んでみると、酸味より甘味がじんわり。
シャキシャキした氷の感触が心地よい。
イメージで言えば、カキ氷を溶かした感じだろうか。
もちろん飲用に甘さを抑えているので、
あと口もサッパリしていて、清涼感満点。
子供の頃、銭湯で飲んだような、
そんな懐かしい味わいだ。
鼻知場商店
住所/神戸市兵庫区東山町1−11−8
電話/078−531−1823
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