投稿日:2008-07-05 Sat

今年は不慮の火傷があったりで、
冬のしっぽく行脚の計画が流れ、それっきり。
仕事ついでとは言え、ようやく香川に渡って来れた。
いつものように仕事より、何より先に「山越」へ向かう。
9時50分。
ゴールデンウィークだと、売り切れ終了の時間だ(笑)。
開店から1時間近く経っているものの、今日は平日。
店に一番近い駐車場にレンタカーを入れることができた。
もちろん行列はなし。
いつもの「釜たま」は今回、他店で食べる予定。
それまで、うどん屋に寄る予定がないので、
思い切って二玉に挑戦だ。
「山かけ大」をいただき、冷たい出汁をかけ、
生姜をたっぷりのせてから、庭園風東屋のベンチに腰掛ける。

元々、安いものだから、あんまり気にならないけど、
やっぱり讃岐のうどん価格は上昇気味。
去年より50円高くなっている。
かけ小100円が150円だから、商品が異なれば、
ブーイング必至のアップ率だな・・・。
小麦の供給不足は深刻だ。
値上がりが心理的に作用したのか、
今日の麺はピシッとしたキレが感じられない。
とろろを絡めると、一番の特徴である、
喉越しの良さを殺してしまっているかも知れないなあ。
あっ、釜たまの玉子だって同じか(笑)。
オーソドックスな冷たいかけを、いただけば良かった。
まあ、何度も足を運べば、こんな日もあるさ。
生麺を土産に買って、仕事へ向かおう。
「釜たま」の記事はこちら
山越
住所/香川県綾歌郡綾川町羽床上602−2
電話/087−878−0420
営業時間/9:00〜13:30
店休日/毎日曜日
投稿日:2008-06-29 Sun

高松到着後の最初のうどん一杯。
フェリー夜行便利用が多い私だから、
必然的にJR高松駅周辺の店に限られて来る。
ところが今回は車で来て、高松で泊まったため、
早朝オープンの他店に足を向けるチャンスができた。
宮脇町の亀阜小学校そばにある「丸山製麺」が、
朝6時からやっており、ココに決めた。
ナビなし単独行なので、3分間地図を睨んで行動開始。
これって素潜りする前に、大きく息を吸うのと似ている。
なんてつまらないことを考えていたら、
しっかりと迷って溺れてしまった・・・。

それでも何とか目標の小学校を発見。
校庭を囲む塀に沿って車を進めると、
レンガ塀がお洒落な店があった。
3台ほどしか止められない駐車スペースに車を置き店内へ。
朝食代わりとなる「かけ小」(140円)をいただく。
見た目美しい薄めの出汁に真っ白なうどんが泳ぐ。
イリコの風味を生かしたすっきり出汁。
これは好きなタイプの味だった。
麺のコシもほどほどで、まさに朝食うどん。
早朝にも関わらず、次から次へと客が来る。
みんな路駐なのだろうか?
食べ終わって車に戻れば、タクシーが駐車場空きを待っていた。
そっか、お仕事だから、危ない路駐はできないわけだ。
ここは譲ってあげなくっちゃダメだったのかな。
というわけでまたひとつ、
ローカルルールを覚えた次第である。
丸山製麺
住所/香川県高松市宮脇町1−19−2
電話/087−831−3316
営業時間/6:00〜14:00頃(麺終了まで)
店休日/毎日曜日および祝日
投稿日:2008-06-25 Wed

フェリーを使って高松インの場合、
まず立ち寄るうどん屋といえば「味庄」だ。
私の場合、讃岐うどんの比較基準としているのがこの店。
美味くも不味くもない、ではなく普通に美味い店だ。
夜行のフェリーに合わしてくれたかのような、
朝5時からの営業がうれしいではないか。
すでに店は開いており、もう7人ほど客が入っている。
「かけうどん」(170円)を注文すると、
茹でている最中で、少し待ってほしいと言われる。
讃岐では、待たされるほど、美味しいうどんにあり付けたりする。
行列は嫌だけど、調理に待たされるのは気にならない。

昨年より20円アップ。
小麦の供給不足は、やっぱり讃岐も直撃のようだ。
天ぷらは1個80円のままだったので、
竹輪の天ぷらをひとついただく。
出来上がった麺は入った丼を持って、
出汁の入ったタンクのコックを捻る。
讃岐へまた来たなあとしみじみ思わせる至福の瞬間だ。
スプーン2杯まで限定のネギを入れたら出来上がり。
さっぱりした優しい出汁と、少しもっちりした麺。
香川の日常を感じさせる普通のうどん。
こちらでは普通かも知れないが、
余所者の私は、美味い美味いと、平らげる。
丼を空っぽにしたら無事、四国上陸の儀式は終了だ。
味庄
住所/高松市西の丸町5−15
電話/087−851−6387
営業時間/5:00〜15:00
店休日/毎土曜および祝日
投稿日:2008-06-20 Fri

讃岐うどんファンなら説明不要な宮武ファミリーのひとつ、
「松岡」に始めて行った。
ここはしっぽくが有名だったので、
販売期間である冬に行こうと思いつつ、
今まで行きそびれていたのだ。
店内に入ってメニューを見ると、ファミリーの共通言語である、
「あつあつ、あつひや、ひやあつ、ひやひや」がない。
書かれている通り、「ぶっかけうどん冷小」(250円)を注文。
ファミリー共通のでっかい藤原屋の天ぷらはあったので、
ゲソ天(120円)をひとつ丼に乗せた。

宮武系といえば太くねじれた剛麺というイメージだが、
ここは心なしか優しい。
コシが足りないのではなく、優しいと感じた。
元々、こんな感じなのだと思う。
出汁も薄味であっさりしており、
それがうどんとピッタリだったからだ。
同じファミリーでもかなり異なった空気だ。
だけど、それもまた心地よい。
麺のコシについては、異論もあるようだが、
この麺だから、しっぽくが名物なのかと納得してしまった。
はっきり言って、かなり好きかも♪
松岡
住所/香川県綾歌郡綾川町滝宮1722
電話/087−876−0988
営業時間/10:00〜14:00
店休日/不定休
投稿日:2008-03-21 Fri

仕事が忙しくって寝屋川まで行きながらB級グルメできず。
京阪の淀屋橋に戻ったら、もう4時を過ぎていた。
駅近くにセルフのうどん屋があったのを思い出し、
とりあえず腹に納めることに。
讃岐うどんの看板を掲げる「千万喜」という店だ。
かけ一杯100円と値段も讃岐仕様なのが嬉しい。
まだ肌寒いから、麺そのままの熱出汁「ぶっかけ(中)」(280円)をいただこう。
と思ったら、そこまで讃岐仕様ではなく、冷たいぶっかけしかなかった。

さて細目の麺は、ぐにゅっとしたコシはあるが、
粘りというよりはゴムっぽく、ちょっと冷凍麺に似た食感かなあ。
熱い出汁をかけたらダメということなんだろうか。
それよりも特徴を感じたのは、冷たい出汁のほう。
なんだか酸味が強いのだ。
これではまるで、ところてんの三杯酢(笑)。
でも、三杯酢は私の好むところでもある・・・。
この際、カラシもあれば喜んだのに。
これは冷たいメニューならではの、味なんだろうか。
まさか熱いうどんも、すっぱい出汁じゃないよね。
気になるなあ・・・。
千万喜
住所/大阪市中央区北浜3−5−29 ネクストワンB1F
電話/06−6227−4116
営業時間/10:00〜20:00(日祝は〜19:00)
投稿日:2008-02-17 Sun

「讃岐製麺所」といえば、丸亀市の店がマニアには有名だが、
高松の屋島近くにもあるらしい。
製麺所とあるが、ごく普通のセルフ店だとか。
先日、何気なく須磨・名谷の大丸をうろうろしていると、
食料品売り場の一角に、うどんの麺とダシの売店に併設された、
6人分のイートインコーナーが出現していた。
これがなんと、高松・讃岐製麺所の出店だったのだ。
店の奥には製麺機も見える。
麺棒とかもあって、どうやらこの場で打ち立てが食べられるらしい。
かけ300円は現地の相場1・5〜2倍だが、
こんなところで、ちゃんとした讃岐うどんが食べられるとは!
「釜玉うどん」(400円)を注文すると、
今茹でているから、5分ぐらい待ってほしいと言われる。
元々時間がかかるものだし、待ち時間なんて全然気にならない。

茹で上がるまで、店内に貼っていたコピーを読むと、
ここの麺は12時間熟成されているらしい。
売り場には普通の麺だけではなく、太麺も売っている。
天ぷらは竹輪(90円)だけと寂しいが、
なんせココはベンチと椅子を並べただけの店。
贅沢は言えない。
私のほかに、主婦らしき客が二人。
これで半分席が埋まっているのだ。
釜玉うどんは、ダシ別で出てきた。
玉子はすでに入れられており、自分の好みでダシの量を加減する。
中太麺は滑らかで、コシも十分。
欲を言えば、弾力か粘りがあれば、なお讃岐の麺が実感できると思う。
ボリュームも十分に感じた。
近所にあれば、絶対に嬉しいスポットだろう。
讃岐製麺所 イートインコーナー
住所/神戸市須磨区中落合2−2−4
電話/078−791−3111(大丸 須磨店)
営業時間/11:00〜18:00(イートインコーナーのみ)
店休日/元旦を除き年中無休
投稿日:2008-01-13 Sun

讃岐うどんブームのおかげで、関西でも手軽に、
それっぽいうどんが食べられる店が増えた。
なんちゃって讃岐も少なくはないが、
難波の路地中にある「釜たけうどん」は、
讃岐スタンダードになりつつある剛太麺を食べさせてくれる、
大阪でも貴重な店だと思う。
タイプが違うから、一杯に並列して比較できないが、
梅田の名店「はがくれ」より、コチラのほうが好みではある。
ただ本場に馴染んでいるゆえ、割高感が拭えないのと、
始終途切れない行列に辟易し、開店当初に行ったきりだった。
たまたま前を通りががると、並ばず入れるチャンス到来!
すかさず入って冷たいうどんメニューの中から、
「いか天ぶっかけ」(700円)をチョイスする。

出てきたうどんは相変わらず太くコシもしっかりしている。
固いだけのなんちゃって讃岐と違い、もっちりした食感。
麺からは、しっかり小麦の風味と味わいが感じ取れる。
ダシはさすがに強烈なイリコ系ではなく、
浪速の人にも安心して食べられるカツオ仕様だ。
これだけだと香川で食べても、十分に美味しいレベルだと思う。
惜しむらくは天ぷら・・・かな。
これも好みなのだろうけど、やっぱり太麺には上品な天ぷらより、
現地の宮武系で食べられるドーナツみたいなゴツイ天ぷらがいい。
単体なら揚げたてで美味しいから、別皿で食べるべしかも。
値段はもう高松への旅費込みと思わなきゃ仕方がないな(笑)。
盛りが多くて1・5玉ぐらいありそうなので、大盛り料も込みと思おう。
この料金で讃岐のセルフ店なみ乱雑さの中、
他人と相席でうどんをすするのはとても悲しいが・・・。
世界的小麦の供給不足から、卸価格が急騰している近況。
今までのような格安讃岐うどんツアーは難しくなるかも知れない。
排水問題も相まって、廃業するところも出てくるだろう。
ちょうどしっぽくの季節。
そろそろ四国へ渡らなくっちゃ!
釜たけうどん
住所/大阪市中央区難波千日前4−20
電話/06−6645−1330
営業時間/11:00〜麺売り切れまで
店休日/毎月曜日および祝日
投稿日:2007-11-15 Thu

坂出駅のすぐ近くにある「上原製麺所」。
駅から「彦江」に向かう途中、何度も通っているのに、
今まで気付いたことがなかった。
今日はしっかり見つけようと、一軒一軒注意して探す。
すると古ぼけた商店のガラス戸に張り紙発見。
「上原製麺所はこの裏にあります」。
裏に通じる道は、路地というより抜け道。
そこを進むとすぐに、
これまた古ぼけた木造の建物があったが、
入口は見当たらない。
左に折れ、さらに細くなった、
商店とその建物の間を抜け出てみれば、
入口があって、蒸篭が山積みされている。
これだとは思うが、看板も何もない。
恐る恐る扉を開けると、近代的な製麺機。
何の情報もなければ、絶対辿りつけないだろう。
市役所そばのオフィス街なのに・・・。

さて、早速「1玉冷たいまま」(100円)をもらう。
これに熱いダシをかけて、ネギ、生姜を放り込む。
製麺工場の片隅、
わずかのスペースに置かれたテーブルと椅子が食事処。
残念ながら機械は稼動していなかったが、
本来なら生産過程を見物しながら、うどんをいただけるのだ。
しっかりしたコシは手打ちに負けない。
喉越しもよく、上出来だ。
機械でもこれだけ美味いうどんが打てる。
ココは、そのことを伝えるアンテナショップなのかも知れない。
ひとつ失敗したなと思ったのは、かけダシを選んだこと。
ダシが結構、濃い目であまり好みのタイプじゃなかった。
製麺所だから、このあたりは大目に見なければ。
次は醤油で食べてみよう。
上原製麺所
住所/香川県坂出市室町2−1−31
電話/0877−46−2658
営業時間/11:00〜13:00
店休日/毎日曜日および祝日
投稿日:2007-11-08 Thu

県内に発信していた、うどん本「恐るべきさぬきうどん」が、
全国的なブームの発火点となり、複雑怪奇な注文システムも、
かなり理解されるようになってきた。
というか難しくはない。
前の人に習え・・・それだけのことだ。
ところが幸か不幸か、茹で立て朝一番乗りをゲットした場合は、
習う人がいないから、経験を検索してその店のシステムを読み解くか、
素直に店の人に聞くことになる。
初めて訪れた「中浦製麺所」。
つまらんプライドが知ったかぶりの行動を呼ぶ。
大きさの違う丼が並んでいたのを見て、丼で玉数が決まるシステムと察し、
1・5玉用小丼を持ち、食事コーナーと製麺所の境でぼーっと立っていた。
ところが一向に店の人はそ知らぬ顔。
しびれを切らし「あの〜」と声を掛けると、
「そこに丼を置いて」と蒸篭の束の空きスペースを指す。
う〜む、客は私だけなんだから、早く言ってほしいぞ(笑)
「冷たいの」と告げると、出来たら呼ぶからと言われ、席へ座って待つ。
そのうち、すぐそばのタクシー会社から、乗務員の人たちが、
どーっと入ってきて、賑やかに。
みな常連さんで、注文を何かに記入している。
どうやら申告の台帳らしい。
おおっ、掛け売りしているではないか。
毎日、食べているのだろうなあ。
で、みなさんには次々、うどんが行き渡るが、
私は一向にお呼びが掛からない。
忘れられてないかと、製麺スペースに近づくと、
女性の人が「冷たいのは、まだだから」と制された。
う〜ん、なんだか優しさが感じられない。
もしかして余所者は居心地悪い店!?

ようやく出来上がりの声を聞いてもらいに行く。
実はこの店、今はなき宇高連絡船の立ち食いに、
玉を卸していた製麺所。
乗れば条件反射で食べていたうどんは、
旅情という借景もあっただろうが、たいそう美味しかった。
何年ぶりかの再会である。
240円と引き換えに渡された丼には、プリっとした麺が。
冷たいダシをタンクから注ぎ、薬味をのせていく。
ここで大きな失敗をした。
鰹節・・・これは冷たいダシだとゴワゴワするだけ。
しかも雑味が広がって、せっかくの元の味が分からない。
なるほど、それで常連さんは温かいうどんが多かったのか・・・。
というわけで、讃岐うどんの一番乗りは、
リスクがとっても高いのだ(笑)。
リベンジは宿題かな・・・。
正直、あんまり気乗りしないけど。
中浦製麺所
住所/香川県高松市錦町2−6−18
電話/087−851−2573
営業時間/10:00〜16:00
店休日/毎日曜日
投稿日:2007-11-06 Tue

お目当ての製麺所に振られた。
そこは玉売りしかしない店・・・。
というか民家なのだけど、
最近は土日しか麺を作らないらしい。
平日行動が基本な私には、敷居の高い店だ。
でっかくマイ丼とマイ箸、マイ醤油を持参したのに。
で、やけになってその辺を走り回り、
目についたから、「一屋」なる店に飛び込んでみた。
麺をもらって、天ぷらや惣菜、ご飯ものを選び、
最後にレジで精算する典型的なセルフ店だ。
ところが見慣れぬトッピングに気付いた。
山盛りになった甘辛煮の牛肉だ。
そういえば肉取り放題の店って、聞いたことがある。
それがどうやらココのようだ。
150円の麺代に、トッピング代100円。
わずか250円で大盛り肉うどんの完成だ。

麺は程よいコシを持つもっちり系。
出汁は・・・肉のエキスが溶け込んで、
そのものの味わいは判別できない(笑)。
ところが、この甘辛具合が実にいい感じなのだ。
この出汁に、この麺の相性もピッタリ。
この先の巡業を考えて、肉は控え目に盛ったつもりだが、
柔らかくて筋っぽさは微塵もない。
これで250円は安すぎる。
聞けばトッピングは売り切れたらお終いとのこと。
強欲な客が続けば、あっという間になくなるだろう。
捨てる神あれば、拾う神あり。
うどん行脚という何の功徳もない行為に、
粋なはからいを演じてくれたうどんの神様に感謝♪
一屋
住所/丸亀市三条町533−5
電話/0877−28−9203
営業時間/7:00〜19:00
店休日/年中無休
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