投稿日:2008-03-19 Wed

名物に美味いものなし。
特に観光地へ行けば、この定説に頷くことが多い。
ところがたまに例外がある。
先日、京都の嵐山で立ち寄った茶屋で、
その例外に出会えることができた。
「琴きき茶屋」の櫻もちがそれ。
どちらかと言えばスイーツが苦手なのだが、
これ、甘くなかったのだ。

オーダーしたのは、抹茶と櫻もち2個セット(600円)。
一つ目の漉し餡で餅を包んだ櫻もちは、
見た目どおりに大変甘く、かなり苦手だった。
さっぱりした甘さで、食感がもっちりではなく、
スパっとした歯切れが面白いとは思ったが・・・。
桜の葉っぱに包まれた中身もこれだと思って、
めくってみると、なんと真っ白な餅が。
漉し餡を使わず、道明寺餅をそのまま包んだのが、
ここの櫻もちの特徴なのだそうだ。
甘いという先入観で一口食べてビックリした。
なんと塩漬けされた桜の塩味で餅をいただくのだ。
きめの細かい食感は、漉し餡の餅と変わらない。
風味もよく、さっぱりとして、実に美味い!
抹茶をほうじ茶にして、葉っぱだけの餅とセットし、
400円にしてくれたら、毎回通うのだけど(笑)
琴きき茶屋
住所/京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1−1
電話/075−861−0184
営業時間/10:00〜17:00
店休日/毎木曜日
投稿日:2008-02-15 Fri

モロゾフの「レアチーズケーキ」をいただいた。
日頃、甘いものは食べないが、レアチーズケーキは好物。
特にJR塩屋駅前の「シーホース」が好きで、
ここだけは例外的にわざわざ買いに行ったりする。
モロゾフは子供の頃から、チョコレートやプリンのイメージが強く、
日本においてチーズケーキの先駆者だとは知らなかった。

代表的な商品は、しっかり焼きこんだ
「デンマーククリームチーズケーキ」のようだが、
これはクリームチーズからつくったババロアを流し込んだもの。
コチラのほうが“生”だから、日持ちがしない分、新鮮で美味しいように思う。
レモン風味の酸味が利いていて、ベタついた甘さがなく、
甘いものが苦手な男性でも十分にイケル。
安っぽくはないが、気取りもない、
スタンダードな美味しさと言えばいいのだろうか。
写真を撮り忘れたから、こっそり店で撮ってきた(笑)
モロゾフ
住所/神戸市東灘区向洋町西5−3
店舗/菓子店舗直営13店、百貨店・専門店756店
投稿日:2008-01-11 Fri

難波に毎年恒例の人混みがやってきた。
1月9日から11日までの3日間、今宮戎神社で、
商売繁盛のえべっさん「十日戎」が開催されるからだ。
モノを売るわけではないが、私も個人事業者。
ささやかでもいいから、御利益をと足を運んでみた。
7年ぶりだったが、相変わらず参道は大混雑。
道の両側にズラリと露店が並ぶが、
買うにしても、なかなか立ち止まれない。

そんな中、えべっさんらしい店があった。
「戎福餅」と称し、杵と臼で搗き立ての餅を売っている。
一口サイズの餅が500円。
トッピングにあんこ、きなこ、大根おろしが選べる。
縁起物っぽいので、大根おろしで食べてみた。
えーっと、縁起物なので論評は控えよう。
屋台グルメの中では、手作り感が味わえる、
貴重な店だと思う。
今宮戎神社の戎福餅
場所/十日戎参道
営業日時/1月9〜11日だが毎年あるかは不明
投稿日:2007-12-26 Wed

所用で須磨の新興住宅地へ出かけたが、アポより随分早く着いた。
昼飯時なので、周りを歩いてみたが、食事できるような店はない。
近くの大きな病院に食堂があったが、当たりそうな気配は皆無なのでパス。
スーパーでパンでも買おうかと思ったそのとき、
喫茶コーナーを持っているケーキ屋が目に入った。
聞いてみると、ケーキのイートインしかできないと言う。
そりゃそうだ。
ケーキを注文するとコーヒーが100円安くなるシステム。
コーヒーを頼んだら、ケーキが100円安くなると思えば、
なんとなく得した気になるのではと、
飯代わりに「テラミスタルト」(300円)を注文する。
元々コーヒー330円は飲む気でいたのだから、
やっぱりケーキが200円になったと思うほうが、
得したような気になる(笑)

で、出てきたケーキは結構なボリューム。
十分に昼飯の代役を果たしてくれそうだ。
並んでいるケーキを見たとき、
随分タルトが多いなあと思ったら、
やっぱりタルト台に自信があるらしい。
香ばしさがあって、ほどよい食感は独特。
ティラミスっぽい、ねっとり感はなく、
全体的に低甘味で、あっさりとしたケーキだ。
いまどきのケーキだなあ。
住宅街の小さな店だが、客が切れない人気。
それゆえ、男ひとり長居するのが辛くなってきた。
なんせ店名は「おちゃめくらぶ」だし(笑)。
あんまり時間潰しにならなかった・・・・。
おちゃめくらぶ
住所/神戸市須磨区西落合5−14−1
電話/078−795−3663
営業時間/10:00〜20:00
店休日/毎月曜日
投稿日:2007-11-28 Wed

京都をリピートする毎に不愉快さが目に付く。
ところが、他の人のブログやHPを見ると、
どれもこれも絶賛、また絶賛。
う〜ん、私の運が悪いだけなのか・・・。
なんて思っていたら、休日に時間ができた。
京都の真実を見つめるため、
シーズンど真ん中なのを承知で観光地に行ってみた。
行き先は今宮神社。
いや、神社東門前にある、あぶり餅の茶店だ。
あぶり餅とは、竹串に指した親指大の餅を炭火で炙り、
白味噌ベースの餡につけて食べる伝統的な和菓子のこと。
ガイドブック掲載率ほぼ100%の老舗が、
同じ商売で、どういうわけが向かい合って、営業している。
門に立って向かって右が創業1000年と言われる、
「一文字屋和輔」(通称:一和)。
左が創業400年と言われている「かざりや」。
前者は“元祖”、後者は“本家”を名乗っているようだ。
さすがに紅葉シーズンの休日。
両店の前には長い列ができていた。
さて、どちらに並ぶか・・・。
佇まいは、さすがに1000年の歴史。
「一和」の方が、趣きある建屋である。
列もこちらのほうが、少しばかり短い。
30人ほど並んだ最後尾についた。
そこから中を覗くと、左右2箇所に座敷があり、
入口そばと向かって右手は、オープンエアだ。
玄関脇の炭火で、餅が炙られている。
向かえの「かざりや」も全く同じスタイルだが、
向こうがフルタイムで、炭火稼動しているのに、
こちらは炙り役のおばちゃんが、出たり入ったり。
どうにも能率が上がらない。
行列の消化率はどうも「かざりや」の方がいいようだ。
かれこれ15分が経過した。
あと5名で店内に入れるといった所だ。
ところが、ココから動けなくなった。
どんどん予約と称して、観光タクシーの客が優先されていく。
本当に予約している客もあるあろうが、
タクシーの運転手の顔パスっぽいのもある。
結局、ここで並び始めてから40分までかかってしまった。
ようやくお呼びがかかって、案内される。
「お一人ですか?」と確認され、通された席は・・・、
いや席ではなく、座敷の上がり場だった(笑)
しかも、餅が出てきたのは、座ってから15分後。
同じ一人旅ということで、超末席に案内された、
愛知から来た可愛い栄養士さんと、
楽しい会話ができたから、よかったけれど、
これがなかったら、爆発していたかも知れない。
彼女はここへ来る前に、14時までの食事処で、
同じように行列に並び、あと3名というところで、
タイムオーバーとなって、食べ損ねたという。
ここも1時間弱お預けを食らっているから、
3時のあぶり餅が、昼ごはんになってしまった・・・。

15本500円のあぶり餅は、
白味噌ベースのタレに浸しながら食べる。
餅はきな粉をまぶしてから焼いているらしく、
風味がとてもよい。
さて、タレなのだが、甘すぎずさっぱりとの評を聞いていたから、
白味噌の甘みだけで食せるものとばかり思っていた。
とはいえ、菓子に分類されるのだから、
きっちり甘味が効いている。
狙いとしては、
焦げから生じる苦味とのバランスなのだろうけど・・・。
本物の餅らしい、歯ごたえのあるもっちり感は気に入った。
美味い、まずいではなく、好みで左右される一品だ。
風情と合わせ技で味わうものだろうから、
シーズンオフにいただいたら、
ガラリと評価が変わってくるに違いない。
このボリュームで500円は結構なお値段。
15本と書けば、量的に十分に思われるだろうが、
1個が親指大だから、全部丸めても、
餅1個にも満たないわけで、愛知の栄養士さんが気の毒だった。
で、話を元に戻す・・・食い物が本題なのに変だな。
彼女のような一人旅にとって、
すべてが馴染み客や団体客が優先される京都ほど難儀なところはない。
どれぐらい並ばなければならないのか、
それが分からなければ、予約を優先するぐらい、
どこかに明記してあげてほしい。
この時期、寺社の拝観は4時までが相場。
無目的にやってくる私のような客はいいけれど、
わずかな持ち時間しかない観光客にとって、
時間のロスは手痛いものだ。
1000年も経営していたら分かりそうなものだけど。
きっと行列して時間を過ごすのも、
京都の旅の醍醐味どすえ〜って言うんだろうな・・・。
一文字屋和輔(一和)
住所/京都市北区紫野今宮町69
電話/075−492−6852
営業時間/10:00〜18:00(10〜2月は〜17:00)
店休日/毎水曜日(1、15日、祝日の場合は翌日休)
投稿日:2007-10-04 Thu

琵琶湖の湖岸道路を走っていて、
いつも気になっていたのが「鮎家の郷」。
どんなものか覗いて見ると、何てことはない。
よく日帰りの格安ツアーとか行ったら、
お土産物屋に連れて行かれる、アレだった。
それにしても、平日なのにこの集客力。
お爺ちゃん、お婆ちゃんは金持ってるなあ。
買い方が豪快そのもの。
ブラブラ歩いていたら、鮎の塩焼きがあった。
一匹500円は正直、高く感じる。
隣でお爺ちゃんが3匹買っているのを眺めながら、
車に戻ろうとしたとき、ふと視線を感じ、
辿ってみるとアイスクリーム屋のお姉さんだった。

引き寄せられた手前、何か買わぬわけにはいかない。
メニューを見ると、
“洋菓子屋も手が出せない、
1kg2000円の仏オペラチョコがたっぷり”
という文字が妖しく輝いた。
390円で立地な気分なら安いものだ。
お姉さんに「オペラチョコソフトクリーム」を巻いてもらう。
なかなかボリュームたっぷりだ。
営業だけでなく、ちゃんとサービスも心得てらっしゃる。
さあ、お味のほうは?
うん、チョコレート味!
なかなかチョコレートらしいチョコレート味だ。
でも普段、チョコなんか食べないから、
何を食べても同じチョコレート味♪
ネコに小判・・・ブタに真珠かぁ〜。
ほかにもご当地ソフトがあったのになあ。
鮎家の郷 水色の恋人
住所/滋賀県野洲市吉川4187
電話/077−589−3999
投稿日:2007-08-25 Sat

日本映画のテーマパーク、東映太秦映画村。
村内に漂う甘い匂いに釣られ、屋台の前にやって来た。
覗いてみると、たい焼きか大判焼きのようだ。
だが、ちょっと形が違う。
鋳型もたい焼きのように、
1度でたくさん焼けるタイプではない。
おばちゃんが重たそうな鋳型を、
一つずつ引っくり返して、焼き上げている。
何か見たことのある形だと思えば、
水戸黄門に出てくる印籠のようだ。
その名もずばり、印籠焼き。
昔ながらの焼き方なのだそうだ。

一連の動きがドラマチックで、
しばらく見入っていたら、
なんだか小腹が空いてきた。
せっかくなので「粒餡」と「カスタード」の両方をいただこう。
どちらも1個100円と手頃な値段がウレシイ。
お味のほうは取り立てて珍しいものではない。
でもアツアツが食べられるから、寒くなれば美味しいだろうな。
いんろう焼き
住所/京都市右京区太秦東蜂ヶ岡町10 東映太秦映画村内
電話/075−864−7716
営業時間/9:00〜17:00(冬季9:30〜16:00)
店休日/12月25日〜31日および平日
投稿日:2007-07-21 Sat

滋賀の和菓子屋“たねや”が展開する洋菓子ブランド「クラブハリエ」。
そこの看板商品である「バームクーヘン」(800円)をいただいた。
梅田の阪神百貨店でも毎朝、長蛇の列をつくる化け物洋菓子だ。
バウムクーヘンとは、年輪のような紋様が特徴のドイツを代表する焼き菓子。
神戸の人間にとって、老舗“ユーハイム”のブランド商品として馴染み深い。
当然、このバウムクーヘンとの比較となろう。

一口食べてはっきり分かった違いが、しっとり感だった。
ユーハイム製もしっとり感はある。
だが、ずっしりと食べ応えがダイレクトにやってくる。
ところが、これはしっとりの次にとろけるようなソフト感。
なんだか全く違う食べ物のように思った。
なるほど、革新的なバームクーヘンかも知れない。
でもバウムクーヘンではないような気がする。
ユーハイムで刷り込まれた人たちの評価はどうだろうか?
身びいきじゃないけど、伝統的なものには保守的なんだよね(笑)
いや、本場で食べたことがないから、エラそうには言えないけど。
美味しいなとは思うけど、これは別物。
たこ焼きと明石焼の関係と同じぐらいに・・・。
概念が覆されるのと、定義からはずれるのでは、
大きく意味が違ってきますからねえ。
でも、やっぱりバウムクーヘンは、しっとり、もっちり、
そしてどっしりだと思うのですが・・・・。
バウムクーヘンではなく、バームクーヘンとしたのは、
たねやもそのあたりを思ってのことかも。
老舗・伝統菓子への配慮か、革新的なお菓子作りへの意気込みか・・・。
クラブハリエ=たねや
住所/全国あっちこっち
電話/あっちこっちにそれぞれ
営業時間/まちまち
店休日/まちまち
投稿日:2007-07-05 Thu

みなさんは幽霊飴というエピソードをご存知でしょうか?
落語や“まんが日本昔ばなし”にもなっているので、
意外と知っている方は多いかも知れません。
『時は江戸時代。
埋葬された身重の女性の墓から聞こえてくる赤ん坊の泣き声。
掘り返してみれば、女性の亡骸の傍らには生後間もない赤ん坊。
思い当たるフシはあった。
数日前から、夜な夜な飴を買いに来る女性がいたのだ。
赤ん坊が掘り出された後、彼女は二度と姿を見せなかった。
そう・・・彼女は赤ん坊を育てるため、幽霊となって飴を買っていたのだ』
この不思議な話に因んだ「幽霊子育飴」が、
京都東山で今なお細々売られています。
販売している店も、
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の6つの世界が、
交錯する六道の辻そばにあるのだから、
京都人のセンスには脱帽ですネ。

朱色のレトロな掛け紙が印象的な「幽霊子育飴」は、
300円から売っていて、困ったときのお土産にも最適。
中身は昔懐かしいベッコウ飴ですが、
ミルキー=ママの味ならぬ母の味が濃厚に楽しめます♪
明治時代までは水飴だったそうで、
赤ん坊が食べたと言うなら、その方が説得力ありかも。
だって、この飴、スーパーハードですから(笑)
ご年配の方は、無理に噛まず、舐め切ってください。

この店では通年、購入できますが、
霊界と通ずる井戸のある六道珍皇寺の祭事、
六道まいり(8月7〜10日)の頃は、
製造元の「みなとや」が、ココの店舗前で、
昔ながらの出店スタイルで販売するそうです。
ミステリーツアーを兼ねて、
ぜひ一度お出かけしてみてください♪
木村茶舗
住所/京都市東山区大和大路東入ル轆轤町80
電話/075−561−1538
営業時間/10:30〜16:00
店休日/不定休
投稿日:2007-06-23 Sat

神戸市最大の前方後円墳「五色塚」から明石海峡の絶景を楽しんだ後、
JR舞子駅へ向かう途中、霞ヶ丘小学校の前に、小さなパン屋があった。
パン屋といっても全くの自家製。
どのパンもラップに包まれて売っている。
店の半分は、駄菓子の商品棚で埋まっていて、
どっちがメインの売り物なのか分からない。

ショーケースを覗いてみると、パンだけではなく、
様々な種類のロールケーキが売っていた。
1個たったの110円だ。
試しにココアロール、オレンジロール、チョコロール、バナナケーキを買ってみた。
見た目はいかにも・・・。
いや写真を適当に撮ったのも悪いのだけど・・・。

ところがコイツが美味かった。
しっとりとした口当たりなのに、口の中でふんわりするスポンジ。
適度な甘さに、ココアやオレンジピールの香りが広がる。
そっか。
この手の店は、不要な添加物を使うと、それだけ経費がかかる。
だからシンプルに、だから嫌な味もなく・・・。
安くていいオヤツを見つけた。
足代のほうが高いけど・・・。
名前なしの小学校前パン屋
住所/神戸市垂水区五色山
営業時間/聞かなかった
店休日/日曜日は開いてた
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